2015年あたりまで
「マラソンとか駅伝とかただ意味もなく走るだけとか何が楽しいのか全然分からない」「走るやつの気が知れない」
「走るとか時間の使い方を知らないバカのやること」
2019年現在
「趣味は走ることです」
「何日か空いてしまうと気持ちが悪いです」
「出張先など走ったことのないところを走りたくなります」
「東京マラソン出たいです」
抽選外れました。。。
なぜこんな事になったのかと言うとズバリ
走る喜びを知ってしまったから←あんだけ馬鹿にしてたくせにおまえ恥ずかしくないんか
時は2016年、タバコを辞めた僕はせっかく浄化されつつある肉体の有効的な活用方法を模索していました。加えてというかこっちメインでしたが日常的に襲い来る喫煙への渇望を断ち切るべく対極の事をしてみようと。
ジムに行くにも自転車に乗るも泳ぐのも、初期投資がかかりすぎたり場所が限られたりと面倒くさがりの自分には向いていないと思いました。
そしてちょっと走ってみようかなって。。。
とある初夏の週末の夜、軽い気持ちでiphoneで音楽聴きながら家の近くを1キロ半くらいだったでしょうか。
ぶっちゃけ死ぬかと思いました。足痛いし肺は爆発しそうなほどバクバクいってるし何より汗がとまりませんでした。
だけど何故か一種の心地よさのようなものを感じていたのです。
「そんなはずはない、あんだけカス扱いしていた走ることがこんな・・他のスポーツを探そう」
次の週末。。
2キロ走ってみようかな。
先週とさほど変わらず死にそうでしたが「体動かして汗かいてヘトヘトになるのって気持ちがいいのではないだろうか」いいものはいいと素直に思えるところは数少ない僕の長所です。
次の週末はABCストアでランニングシューズを買いました。
ニューバランスの赤いやつで6000円ぐらいでしたが走るためにスニーカーを買ったのは生れてはじめてだったので何だか誇らしい気持ちでした。
それからは距離を伸ばして回数を増やしてコースをグーグルマップ見ながら探して楽しく走って。。
ハーフですがマラソン大会にも出ました。お金払って走るとかかつての自分からは想像も出来ない事ですが心底楽しかったです。
コースも設備も運営も大きすぎずかつ必要十分。いくつか出て分かりましたがとにかく初心者や初マラソンには適しています。何が?知りません走ってみてください。
僕は現在月に100キロちょい走っています。距離はどうでもいいのですが続けられていて風邪もひかず(見せることはないけど)見られても恥ずかしくない締まった体を手に入れて良かったなと。
かつて愚かな僕がバカだと見下した全てのランナーの皆様本当に申し訳ございませんでした。
いつかは東京マラソン走ります。